指導体制・修了考査対策・全国統一模擬試験
指導体制
弊社の実地演習では、指導鑑定士につき最大5名の修習生で1チームを構成します。指導鑑定士による指導はもちろんですが、他チームの鑑定士や外部鑑定士による指導も受けられるような体制を整えています。さらに、チームミーティング・質問在籍・マンスリー講義・合同検算会など充実したフォロー体制によりバックアップいたします。
13類型の課題の作成は以下のような流れで行います。2回にわたる検算に加え、詳細な赤ペン指導により精度の高い鑑定評価書を仕上げていきます。
1鑑定実務講義を視聴
類型毎に評価上の留意点などをまとめています。
この講義を視聴することで、13種類ある案件にスムーズに着手することができます。
2案件の配布
学習効果の高い題材を選定し、配布します。
3法務局調査・役所調査・図書館調査
4現地調査
5鑑定評価書作成
類型毎に鑑定評価書のフォーマットをエクセルで準備しています。
エクセル上でも詳細な留意点を学習しながら進められるような工夫をしています。
6検算①
類型別検算シートにより自己検算
オリジナルチェックシートを使用します。
過去の指摘事項の蓄積から、実務修習における審査ポイントを全て網羅しています。
7内容確認・修正
8赤ペンチェック
指導鑑定士と赤ペン鑑定士による詳細なチェックによる万全の体制を敷いています。
9内容確認・修正
10検算②
合同検算会(web検算会)
Web会議システムを活用し、類型毎の注意点を踏まえながら1つ1つ内容を一緒にチェックしていきます。これで最終の確認をして、完璧な評価書に仕上げます。
11内容確認・修正
12日本不動産鑑定士協会連合会へ提出
修了考査対策
1.記述考査の対策
記述の考査は、「多肢択一式」と「論文式」の方法により行われます。試験時間は2時間で、多肢択一式が15問(うち計算問題が2問)と論文式が2問出題されます。短い時間内で合格レベルの解答をしなければならず、対策することなく受験するといい結果には繋がりません。
近年は特に記述考査が難化傾向にあります。修了考査に不合格となった方は記述考査の得点が基準点に達していないことが理由となっていることが目立ってきており、これに備えるために弊社では記述考査対策として全2回の模擬試験を実施します。本番さながらの緊張感の下、2度にわたるアウトプットを体験することで他の受験生との差別化を狙います。
① 多肢択一式
択一問題用のオリジナルの「マル秘問題集」を作成しています。
講義の確認テストの解答解説、過去問の解答解説など、修了考査に出題される多くの問題をカバーしており、修習生にはこの問題集をマスターしてもらうことで、多肢択一式は合格レベルに達します。
② 論文式
実務的なあらゆる論点をまとめた、弊社オリジナルの「修了考査対策テキスト」を準備しています。
修習生にはこのテキストによる学習を早い段階からスタートしてもらい、評価上の実務的な論点をマスターすることで論文式は合格レベルに達します。
2.口述考査の対策
13類型を全て提出した後、すぐに口述対策の勉強会を開始していきます。
口述考査まで3ヶ月弱の期間がありますが、本番の試験と同様に質問に対して回答をする練習を何度も繰り返し行います。20分~30分程度で練習をしますが、その後に回答の誤りや考え方などのフィードバックをしますので、より一層理解が深まっていきます。
他の修習生が練習をしている時も一緒に参加し勉強することができるため論点の共有ができ、さらに、収録した動画を見返し復習することができることから、実務的な理解が飛躍的に深まります。
全国統一模擬試験(記述考査のみ)
弊社では修了考査に向けて11月上旬と1月上旬に模擬試験を2回実施します。出題傾向を徹底的に分析し、本試験と同一時間、同一形式で行います。令和5年から始めた試みですが、予想問題を出題したところ多くの問題が本試験で的中しました。また、模擬試験に向けて学習を計画的に進める効果、モチベーションの維持、解答の順序や時間配分の体験など、修了考査対策として非常に効果的です。
なお、模擬試験は弊社所属の実務修習生のみに実施しています。弊社以外の実地演習実施機関に所属の実務修習生は受験することはできませんのでご注意ください。
大島不動産鑑定が
選ばれる理由
実務修習制度の第1回より指導を行ってきたため、長年にわたる情報が蓄積してあります。過去のノウハウが集約された情報をデータベース化して指導に活用していますので確立された実務指導を実践しております。
修了考査対策としても、過去受験生による口述考査の再現データ、また、口述対策の類型別収録動画など、マル秘データベースを豊富に準備しています。
これらのデータベースを活用した指導体制により、確実に合格へと導きます。